私たちの国は基本的に仏教などが中心で、宗教に合わせた葬儀を行うようにします。これは世界規模で見ても同じことが言えるでしょう。宗教が1番重要なポイントといっても過言ではないので、まずはここに着目し、亡くなられた方が気持ちよくあちらの世界に旅立ってるように工夫をすることが大切だといえます。また、葬儀方法はいろいろあり、世界中で見ると本当にたくさんのやり方があるというのがわかるはずです。キリストやイスラムなどといった、様々な宗教でやり方が分かれているので、興味がある人は確認してみると良いでしょう。
親族の方が病院などで亡くなられたときは、葬儀業者に連絡を取ることで、スムーズに話を進められるようになります。もっと理想的なのは、お医者さんが余命宣告などをした時、そばにいてもらうことでしょう。もちろん、冠婚葬祭関係の会社も忙しいので、なかなかそういったことにはならないかもしれませんが、可能であればその方が理想的です。そうすることによって、亡くなられてから、すぐに時間を置くことなくお通夜の手続き等を開始することができます。
葬儀・告別式の在り方や様式は、住んでいる地方によって大きく変わることがあります。また、時代と共に良い方向に進むと言われています。その最たる例と言われているのが、お清めの塩ではないでしょうか。かつての日本と言えば、死を汚らわしいと捉える風習がありました。そのため、香典返しにお清めの塩が入っているのが定番でした。葬儀・告別式から帰って来ると、自宅の前で塩を身体にかける光景が当たり前でした。もちろんそれ自体が間違いという訳ではありませんが、死は誰にでも平等に訪れるものだと断言出来ます。
お葬式に参列するという場合、様々なマナーをクリアしなければいけません。一目でマナー違反をしているかどうかが分かる、身に着けるものは特に注意して選びましょう。女性の場合は荷物が多くなるので、バッグを身に着けるケースが大半です。黒であればどんなデザインのものでも、参列時に身に着けても大丈夫というイメージがありますが、実はそうではありません。革製のものもありますが、できるだけマナー違反にならないことを考えるのであれば、光沢感の無い布製を選ぶのがベストです。