身内が亡くなった場合は、自分が喪主になる可能性があります。そこで、喪主になった場合は式の日時を決めて招待する人に早めに伝えるようにします。連絡が遅れると遠方の人程来るのが難しくなり、なかなか招待者が集まらない可能性があるので遠方の人を誘う時には早く伝えて予定を合わせてもらうようにします。また、近場の人は移動距離が短いということもあり予定を合わせてくれる可能性が高いです。特に葬儀となると仕事を休んででも来てくれる人もいるので近場の人は集まりやすいです。
年を取ってくると、なかなか同世代の友人に会いに行く機会を作れなくなってしまう方もいるため、大量があるうちに、遠くに住む友人に会いに行く機会を作ることも必要です。友人とのお別れの会を考えていくことで、パーティー形式で楽しみながら、いろんな人とコミュニケーションをとっていくこともできるようになります。分からないことが多くある方は、生前葬に関することなど、終活のセミナーを利用するなどして、情報収集を進めていくことも大事なポイントです。
葬儀に関する覚えておきたいマナーはいろいろあります。そのひとつが、供花に関するマナーです。まず、供花を贈る際は、遺族に了承を得ることからはじめましょう。中にはさまざまな理由でお花の受け取りを辞退している場合があるからです。受け取る了承を得られたら、葬儀を担当している葬儀社やお花屋に連絡をして手配してもらいましょう。ただ、お供えのお花は宗派によって贈るお花が異なります。そのため、葬儀担当の業者さんに手配してもらえば執り行う宗派の葬儀に合わせて最適なお花を用意してもらうことができますが、自分で用意する場合は、事前に宗派の確認を行っておくことも大切になります。
訃報の連絡を受けたら、故人との間柄に応じて供花を贈るのが一般的です。供花はお悔やみの気持ちを込めて贈る生花で、斎場の入り口や祭壇の周りに飾られます。訃報を受けたら必ず遺族にお花を贈っていいかを確認した上で、マナーを守って贈るようにしましょう。遺族の了承を得ないまま贈っても、故人の意思を尊重して辞退したいと考えている場合は受け取ってもらえないことがあるからです。手配する前に必ず遺族に確認して、了承を得ておくことが重要です。