お葬式にかかるお金を考えると、できるだけ費用を抑えられるようにしたい方はたくさんいるため、葬儀の新しい進め方に注目することも大事です。終活を進めていくときに、セミナーで基礎知識を身につけていくことができるだけではなく、新しいことを学んでいく良い機会にもなります。葬儀会社の中には、展示をしてくれるなど、新しい取り組みをチェックすることができる機会を作ることもできます。祭壇の飾りつけを担当スタッフに進めてもらうことも大事なことですが、スタッフの人手が必要になる作業はどうしても費用がかかります。
お葬式はお通夜と葬儀の二つからなる、故人のお別れの儀式です。お通夜は亡くなった日に行うのが一般的です。夕方6時頃から2時間ほど、故人の自宅やセレモニーホールなどで喪主が主催して行います。弔問に来た人達は受付でお悔やみの言葉を述べ、受付スタッフの「お香典」を渡すのがマナーです。お香典は現金を不祝儀袋で包んだもので、相場は故人との関係によって異なります。仏式によるお通夜の場合、会場では僧侶による読経があります。
最近の葬儀社では葬儀スタイルの多様化に伴いまして直葬なるプランが用意しているところが増えてきました。そのプランを選択した場合のメリットはプラン費用がほかに比べて圧倒的に安いことです。プラン費用は葬儀社によって少々異なりますが、約20万円程度が一般的で従来の一般葬や家族葬プランに比べて約30から40万円程度安くなっています。そんな圧倒的に安い直葬プランですが、それを行うにはそれなりの準備が必要です。
高齢になるとさしたる病気を患っていなくてもいずれ寿命が来て亡くなることを誰もがやむを得ないこととして認識しています。しかしながら、喪主始め、近親者の心の準備が十分でないうちに人の亡くなるケースの多いのが実情です。亡くなった途端、近親者は地域にある葬儀社などへ連絡し、通夜と告別式の日程を打合せするとともに費用が気になりだします。しかも早速、斎場を探して一般葬を行うと通夜、告別式と火葬だけでも百万円近い費用がかかるといわれています。