直葬は数あるいろんなお葬式のプランの中で一番安いとされる葬儀プランです。その代わりに最も簡素に出来上がっています。ふつうのお葬式は通夜と告別式の2日間にわたって行われますが、このプランでは通夜は行われません。そして告別式に相当する日でもお寺の住職さんも司会進行の人を呼ばずに簡素に終わらせて火葬場へ行って遺体は焼却されてしまいます。また経費を切り詰めるために祭壇のお花や果物もなく、遺影も飾られることもありません。
参列するのは大人だけではありません。子供も参列することもあるでしょう。子供を参列させる場合、服装は喪服があれば喪服にします。きちんとした礼式にあたる制服があれば制服にします。ない場合は地味な色の平服にしましょう。靴はスニーカーでもいいですがなるべく派手でないものにします。靴下は男は白色、女は黒色にします。場合によっては、葬儀に赤ちゃんや小さなお子様を連れていくケースもあります。小さなお子様を連れて行くことは大変なことです。
現代社会は葬儀に参列する機会も少なくなり、実際に取り仕切る立場になった時に準備をしていて知らないことが多いのではないでしょうか。選ぶのに困ったというケースが多いのが祭壇で、基本的に亡くなってから葬儀を行うまでに決める必要があります。ですが種類が豊富な上に、故人の意向、宗教との兼ね合いがあるので選ぶのが難しいと言えます。だから選び方と費用の目安を知っておけば、少しはスムーズに選ぶことが可能です。ちなみに祭壇とは亡くなった人の為のお供え物を置く台を意味します。
葬儀を行うときには、短時間でさまざまなことを決めていきます。不幸があったときには、すぐに菩提寺に連絡します。日程や火葬場の空き状況、斎場を決め、葬儀業者と日程を決めていきます。費用の見積もりを出してもらいますが、平均180万円ほどです。行われる葬儀は、規模や形式によって、家族葬や一日葬、企業で行う社葬などがあります。費用の内容には、基本的な儀式に必要なものや飲食や返礼品などのおもてなしに必要な費用、宗教関連の費用の3つに分けることができます。