2018年03月10日
特に仲の良い夫婦であれば、高齢でどちらか一方が亡くなった翌日にもう一方も亡くなってしまうということがたまにあります。こんなときには2人分の葬儀が一度に合同で行われることになります。この場合単純に1人分の葬儀の費用が2倍になるというわけではありません。
会場の費用やお寺に払う費用などは、葬儀が一度に行われるのであれば2人分であっても1人分の費用しかかからないことが一般的です。もちろん棺やドライアイス、仏衣一式など2人分用意しなければならないものもあるため、単純に1人分の費用というわけではなくそれよりも少し多めの金額がかかることになります。
このような場合に参列者として香典を持って行くのであれば2名分用意するのではなく、1名分よりも心持ち多めに用意すればよいことになります。万が一自分の両親が一度に亡くなってしまい自分が葬儀の準備をしなければならないのであれば、費用に関して理解した上で業者に相談してみることをおすすめします。
例えば、ある葬儀業者では小規模な一日葬のプランが約340000円で提供されています。このプランを2人のための葬儀に利用するのであれば、通常の340000円よりも少し多めの400000円から450000円ほどになるのではないかと推測することができます。
いずれにせよ利用する前にきちんと葬儀業者から見積もりをとって、納得できる葬儀業者を選ぶようにすることをおすすめします。