2018年04月06日
葬儀・告別式の在り方や様式は、住んでいる地方によって大きく変わることがあります。また、時代と共に良い方向に進むと言われています。その最たる例と言われているのが、お清めの塩ではないでしょうか。かつての日本と言えば、死を汚らわしいと捉える風習がありました。
そのため、香典返しにお清めの塩が入っているのが定番でした。葬儀・告別式から帰って来ると、自宅の前で塩を身体にかける光景が当たり前でした。もちろんそれ自体が間違いという訳ではありませんが、死は誰にでも平等に訪れるものだと断言出来ます。
避けては通れませんし、無論、汚らわしいものでもありません。なるべく元気なうちに、決められることは決めておくべきではないでしょうか。古くから伝わる伝統や習わしも大切ですが、時代に合わせて柔軟な発想を持つことは更に重要だと言われています。
葬儀社のスタッフに訊ねると明解に答えてくれますし、失敗しないマナーや礼儀をレクチャーしてくれるはずです。知らないことは恥ずかしいことではありませんし、遠慮せずに質問をすることで成長することが出来るのではないでしょうか。関連書籍も多く発売されていますし、読むことで人間として一回り大きくなれるはずです。