公務員の葬儀実体験☆柴田の体験談

2018年06月03日

日蓮宗においての葬儀の主な特徴

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日蓮宗に関しては鎌倉時代において日蓮により開かれました。総本山については山梨県身延山久遠寺であり、下に5つの大本山それから、8つの本山があります。法華経をいちばん大事な経典とし、南無妙法蓮華経の七文字に経典の功徳が秘められているとし、唱える事そのものが最も良い信仰とします。

その築いてきた歴史に於きましてたくさんの分派を生み、一括りにして日蓮宗とくくれないケースがあります。故人がどういった宗派だったかは、あらかじめ確かめておくと賢明でしょう。日蓮宗においては没後、法華経の信心自体が厚いなら、必然的に霊山浄土において釈迦牟尼仏にお目にかかって成仏できると定められています。

葬儀においては、故人がどれだけ信心深かったかをたたえて、遺族親族は将来的に信心に邁進することを誓って、故人が霊山浄土へと行き着くためのフォローするものになります。故人に対しまして引導を渡して霊山往詣の安心を説き、更に故人の一生涯の行跡を語って、法華経信仰を有することの尊さを賛嘆して故人の徳を讃えることになります。

引導と言われているのは迷える故人に対しまして人生の無常を説いて、迷いの世界より悟りの世界に入り込む信条を説き仏の教えへと導き入れることを意味します。