2018年10月26日
葬儀といえば一般的には遺族で執り行うものですが、それ以外にも社葬や合同葬もあります。社葬は企業に貢献した人や、会長や社長といった立場の人が亡くなった時に執り行われるものですが、それを遺族と一緒に執り行うことを基本的には合同葬と呼んでいます。
別々に分けるのではなく、合同にする理由は様々ですが、合同ならば一度で済ませることができるというのはもちろんのこと、遺族と会社が葬儀に必要となる費用を双方で負担することができるので、それぞれの金銭面の負担を軽減させることができるというのも大きなメリットであり、選択する理由となっているケースが多いです。
会長や社長など影響力がある人が亡くなって、個人的に葬儀を執り行うとなれば、逝去したことを社会的にも知らせる必要があるので葬儀は基本的にかなり大規模なものとなり、個人で執り行うのは肉体的負担はもちろん精神的負担や金銭的負担など、どれも大きなものとなってしまいます。それを軽減させるためにも、合同で執り行うべきといえます。企業と個人だけを意味しているのではなく、二つ以上の家族や団体などが合同で執り行う葬儀も合同の葬儀と呼ばれており、一度で葬儀が済むというメリットがあります。