2019年01月09日
葬儀を実施したあと、寺院のお墓に加わる時に戒名が求められますが、予想よりも高い額の費用を要求されて驚かれることもあり得ます。とても高いお布施を費やしてまでつけて欲しいと思わないという方もいると考えられます。
実際の所、戒名につきましては必ず入り用というわけではありません。付けなくても故人を弔いを行なう手段はあります。しかしながら、菩提寺があるケースでは別になります。菩提寺へと葬儀を依頼したり、或いは納骨したいと考えているケースは、授かなければ却下されてしまうかもしれません。
お寺に関しては元を辿れば仏教の修行をするスペースですから、その場所に入ると考えるなら、授戒を受け仏門に加わることが求められることになります。それに加えて、かりに故人に依頼されて戒名をつけ無くても、親族サイドから批判されるケースもあります。お寺との繋がりが非常に強いエリアもあり、授かるのは当たり前のことに見なす人もたくさんいます。菩提寺サイドから授からないことを通じて、親族サイドからとても大きく糾弾される可能性は否めません。何の目的でつけないことにしたのか、その意図を親族に対してしっかりと説明して、あらかじめ理解を確保しておいた方が良いでしょう。