2019年06月27日
お仏壇にお参りをするときは、大人として正しい作法で行うことが大切です。正しい作法がしっかり頭に入っていれば、いざというときに慌てたり、恥ずかしい思いをすることがなくなります。一般的なお仏壇のお参りの仕方は、まずお仏壇の前に正座をしてご本尊に一礼します。
そして、持参したお供えものを供えてから、ろうそくに火を灯して、その火でお線香にも火を灯して合掌します。手を合わせるときは、故人の方へ心を込めることが大切です。手を合わせ終えたらロウソクの火を消して、一礼してから下がります。
この一連の手順を覚えておくだけで、スムーズにお参りをすることができます。ここで一つだけ覚えておきたいのは、ろうそくの火を消すときは手であおいで消すか、火消し用の仏具で消すということです。口で吹き消すのはマナーに反する行為なので、ろうそくの火を消すときは注意が必要です。
ちなみに、お供えするときは、お参りする人から文字が読めるように向きに気を付けて置くことも大切なポイントの一つです。さらに、お菓子を持参した場合は、あらかじめご家族にその旨を伝えておきます。りんを鳴らす場合は、故人へ心を込めて丁寧に鳴らすようにしましょう。もしも正しいマナーがわからないときは、インターネットを活用することで手軽にマナーや作法を知ることができます。