2019年09月16日
葬儀というとかつては故人宅で執り行われることが多く見かけられましたが、最近は葬儀会社で執り行われることが一般的となっています。葬儀会社で通夜や告別式が行われて、出棺の儀式を経て、最後に斎場で火葬して収骨するというのが、葬儀の一般的な流れとなっています。
こうした中、通夜や告別式を行わず、斎場を葬儀の場所として使う直葬に注目が集まっています。そのメリットとしてまず挙げられるのが、費用がそれほどかからないという点です。一般的な葬儀となりますと会場や棺、供花などの借料、僧侶へのお布施など、様々な費用がかかりますが、直葬ならこういった諸々の費用は不要となりますので、非常に経済的と言えます。
またシンプルな形で行われるため、参列者への対応が不要になるなど負担が少ないという点も大きなメリットと言えます。一般の葬儀では受付係や配膳係など多くの人員を割く必要があったり、参列者への挨拶などといった労力も必要となります。
直葬ではこうした負担がほとんどないので、気持ちに余裕が出来ます。そして何と言ってもゆっくりと故人と最期のひとときを過ごすことが出来るという点が最大のメリットでしょう。一般の葬儀に比べて負担が少ないので、心に余裕が生まれてきますので、その分、故人とのひとときを十分に満喫することが出来ます。