2019年11月06日
葬儀に関する覚えておきたいマナーはいろいろあります。そのひとつが、供花に関するマナーです。まず、供花を贈る際は、遺族に了承を得ることからはじめましょう。中にはさまざまな理由でお花の受け取りを辞退している場合があるからです。
受け取る了承を得られたら、葬儀を担当している葬儀社やお花屋に連絡をして手配してもらいましょう。ただ、お供えのお花は宗派によって贈るお花が異なります。そのため、葬儀担当の業者さんに手配してもらえば執り行う宗派の葬儀に合わせて最適なお花を用意してもらうことができますが、自分で用意する場合は、事前に宗派の確認を行っておくことも大切になります。
ちなみに、仏式の場合は、菊や蘭、ゆりなど白いお花を選ぶのが一般的です。また、白いお花に薄い紫やピンクのお花でアレンジされているものでも大丈夫です。葬儀の供花に対応しているお花屋さんなら、宗派を伝えると最適なお花を選んでくれるので安心しです。
ちなみに、最近は、故人が好きな花をお供えのお花として選ぶ人が増えていると言われています。葬儀のマナーを踏まえたうえで故人が好きな花を選べば、心のこもった供養になります。ただし、バラなど棘があるお花はお供えのお花にふさわしくありませんので、故人が好きな花に棘がある場合は、控えるようにしましょう。