2019年12月28日
昔からお葬式は非常に高いといわれている昨今、一部の葬儀業者ではサービス内容を極限に切り詰めて超安価を実現させた直葬プランなるものが登場しています。他のお葬式プランと決定的に異なる点では、最初に死亡診断書をご遺族自らが市町村役場へ出向いて入手しないとなりません。
他の一般葬や家族葬プランでは通常はこの作業は葬儀社スタッフが代行してくれるからです。その一方でこの葬式プランでは遺影写真自体を掲げていないので、デジタルデータや写真そのものを探す手間は省けます。そしてお葬式はたいていは通夜があり、翌日が告別式ですが、ここでは通夜はなくていきなり出棺で火葬場へ直行します。
その過程では儀式進行のための司会者は省かれていることが多くなっています。またプランを依頼してきたご遺族自身が経費を極限に切り詰めようとするので、お経を唱えてくれるお寺さんすら手配しない場合が増えています。
もちろん祭壇に飾られるお花や果物類などの類はありません。ここで注意しないとならないのは、遺体の腐敗を防止するためのドライアイスは1日分しか用意されていない場合がほとんどです。なので友引など日程などの諸事情で2日以上になるとドライアイスの追加準備を追加負担して依頼しなければならなくなります。