2020年05月03日
地域によっては、しきたりに従って葬儀を執り行うこともありますが、都会では、業者に依頼して身内だけの家族葬を執り行うことが増えています。その形式も多様化していますが、心を込めて故人を送りたいという思いは共通しているでしょう。
業者側にも、喪家側の様々な要望にできるだけ対応する動きも加速しています。ちなみに、新しきもの、伝統的なものなどの形式によって流れは変わるものでしょうか。臨終から打ち合わせを行い、日程の通知や準備を進めます。
通夜や葬儀、火葬という流れがありますが、一般会葬者が知るのは告別式の流れでしょう。僧侶の入堂、開式の辞、一般会葬者の焼香があります。喪主の挨拶もありますが、これを省き、出棺の際の挨拶だけの場合も少なくありません。
仏式が一般的に知られていますが、神式、キリスト教式もまた異なる段取りになります。初めてのことであれば、段取りよくこなすことは難しいでしょう。そのために、業者がサポートしてくれますし、世話役が合いの手を入れてくれます。
焼香のやり方も仏式であれば知り得ることでしょうが、聖書を朗読することや祈りを捧げることもあります。分からないのは当たり前、恥ずかしいことではないので、参列者は前の方の見様見真似でもマナー違反ではありません。