2020年08月01日
今は色々なスタイルのお葬式を挙げる人がいますが、直葬を選ぶという人も少なくないようです。直葬とは、様々な儀式的な手順を省略し、家族や故人と個人的な付き合いがある友人等だけで火葬のみを行う式になります。本当に故人と親しい人のみが集まるので、アットホームなものになりやすい等の理由で、最近ではこの式に関しての問い合わせも多いといいます。
ただ、これに決める前に確認しておきたいこともあります。まずは、親族等にこの式にしてもよいかあらかじめ相談しておくということです。特に地方の方に行くと、一般的な式をとり行いたいという人もいることが少なくありません。
また、仕事上で深い付き合いがあった人への配慮も忘れないようにしましょう。直葬は仕事関連の人を呼ばないことがほとんどなので、連絡しておかないと後になって参加したかったといわれてしまう恐れもあります。その他、何が必要なのかを知っておきましょう。
通常よりも簡易的な式とはいえ、棺や花束等の費用はかかります。さらに、故人の意向で変わった形式にしたい場合はそうして設備費がかかることも頭に入れておきましょう。他にも、役所で葬祭料が申請できない可能性がある、寺院とトラブルになる可能性があるということも頭に入れてこの式がふさわしいかどうかを検討する必要があります。