2020年08月17日
葬儀会場と聞くと色々なものを思い浮かべますが、祭壇を思い浮かべる人もいるかと思います。どれも同じかと思う人もいるかもしれませんが、様々な種類があることをご存知でしょうか。最も一般的なものの一つが、白木で作られている種類です。
この種類は仏式とも呼ばれ、ほとんどの宗派の仏式葬儀の際に用いられるポピュラーなものになります。特徴的な点に、僧侶の読経がしやすいように、経机が祭壇の前に置かれているという点があります。次に、日蓮正宗の式で使われる種類になります。
これには、樒という木が使われています。その理由は、樒が日蓮正宗の教えに沿った、枯れることも散ることもない木であるということが関係しているといわれています。数が少ない分、費用も一般的な仏式に比べて少し高い傾向にもあります。
また、神式の葬儀で使われる種類も存在します。素材は白木と一般的な仏式のものと変わりませんが、三種の神器のレプリカが飾られているという点に違いがあります。さらに最近では、生花や造花等だけで作られている祭壇も人気のようです。故人の好きだった花を組み合わせる等して、故人のためだけに作られるものとして注目を集めています。これらを作る際には、葬儀社と提携している生花店の、有資格者に依頼する必要があることも覚えておきましょう。