2020年08月22日
私たちは日常生活で葬式に参列する機会が比較的多くあります。しかしながら自分の家庭で葬儀を行う機会は私たちの人生の中でもそれほど多くはありません。したがって前もって葬儀の費用をつかめるような人たちはごく少数派です。
葬式で一番お金がかかるのが祭壇の費用であると言われています。それは一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか。それを事前に知っておくだけで、いざ自分で葬儀を準備する時にあわてることがありません。葬式費用は大きく3つの種類に分けることができます。
1つ目は、祭壇とその周辺を装飾するための費用です。それを贅沢にするかどうかで、費用が高いか低いかが決まりますが、あまりにも質素すぎるものは避けなければなりません。第二は僧侶に支払うお布施です。お布施は純粋に僧侶に対する感謝の気持ちを表します。
ですからそれには心がこもっていなければなりません。それでは心さえこもっていれば少額で良いのかといえばそれは違います。社会的常識の範疇で、自分が今できる最高の金額を支払うのが良いことです。そして、3番目の費用は、お通夜または告別式で提供される食事の代金です。もともと仏教ではお酒を飲むことは大きな罪となっていますが、日本ではそれもある程度許されているようです。葬式の総額は全国平均で200万円程度といわれています。