2020年09月05日
葬儀の中でも親族や遺族だけで先に済ませる密葬がありますが、これは後日改めて本葬を行う事が前提で行われる式になります。では密葬を行う上で得られるメリットですが、まずは残された家族がしっかり最後のお別れができるという点が大きくあります。
一般葬などは参列者などが多いので、遺族は対応に追われてお別れの時間をゆっくりとる事が難しいです。ですが密葬であれば家族だけでの葬儀になるので、しっかり故人と向き合って気持ちの整理をしつつ最後のお別れをする事が出来ます。
また仏式などであれば寺院と一緒に供養ができるという点も大きなメリットです。通夜や告別式当日はどうしても対応に追われて遺族が忙しくなります。ですがそういった対応が亡くなるので、しっかり供養をする事ができます。
また後日行う本葬に対して、時間をかけて準備をすることが可能です。多くの参列者を見越して大きな規模のプランにしたり、様々な演出などの準備をすることも可能となります。また本葬自体のスタイルとして告別式にしたりお別れ会という場にしたりと様々方法に変更も可能です。
密葬の段階で宗教を考えた供養は行っているので、本葬自体は宗教を考えないスタイルにできるという点も大きなメリットとなります。