公務員の葬儀実体験☆柴田の体験談

2020年09月17日

すべての葬儀社にそのプランがあるとは限らない

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直葬はお葬式のスタイルの中で最も簡素なスタイルのお葬式です。お葬式の中でメジャーなスタイルである一般葬や家族葬のスタイルは通夜があり、その翌日に告別式という2つの儀式を行います。そして祭壇の上のほうには遺影が掲げられ、花輪やお供え物などを飾ってそれなりの豪華さを醸し出します。

しかし直葬ではもっとも簡素なスタイルなお葬式になるので遺影もなければ祭壇に花輪とかお供え物を飾ることも基本ありません。また遺体を腐敗させないためのドライアイスもわずか1日しか用意されていません。さらにお葬式を行うには通常は死亡診断書の提出と火葬許可証の取得を葬儀業者のスタッフが代行して市役所に行って行いますが、このスタイルのプランだと業者スタッフは行わず、遺族自らが行わないとなりません。

これだけ簡素な内容のプランなので葬儀料金も安価となり、プラン自体の価格は20万円しないところが多く、一般葬や家族葬プランの3分の1程度で済ませることができます。ただしこのプランは2000年代以降になって登場してきた比較的新しいプランであること、さらにこのスタイルのお葬式を希望する人はまだ少数派なこともあり、すべての葬儀業者のプランに採用されているとは限りません。

なのでこのスタイルのお葬式を希望する場合は事前に業者のホームページなどでそのプランがあるかの確認をしておく必要があります。