2020年12月01日
葬儀のスタイルとして通夜や告別式自体を2日間に分けて行うのではなく、1日にまとめて行う1日葬と呼ばれる種類もあります。これは遺族側にも参列者側へも負担を減らすというメリットがありますが、同時に注意点もあるので把握しておくことが大切になります。
まず通夜や告別式を1日にまとめて行う際に、菩提寺がある場合は許可を取る必要が出てきます。葬式自体は故人の供養も含まれているので、通夜と告別式を2日間に分けるというのは基本となります。それを1日にまとめるという事は僧侶の方の許可が必要となるので、事前に相談するなど対応が必要となります。
また昔ながらの風習や習慣としてならわしを重んじている地域の場合は、なかなか参列者側の理解を得るのが難しいという場合も出てきます。そのため参列者への配慮として事前に説明をしたり、理解を得る事が重要となる事が多くらいます。
また1日葬の場合は日程が限られているので、どうしても参列できないという人も出てきます。その場合は後日弔問客として訪れる事が増えてくるので、その場合は遺族は対応をする必要があります。式後の対応を考えると、通常の式に比べると遺族の負担になる事は多くあります。
この点をしっかり把握したうえで、選ぶ事が重要となります。