2021年02月03日
葬儀にも色々な種類があり、それぞれに異なる特徴やメリットを持っています。例えば、以前から執り行われてきた一般葬は、遺族や親族に加えて、地域の住民や仕事関係者、友人など、遺族との関係が深い方や故人との付き合いがあった方なども参列して故人を見送ることになります。
様々な方と一緒に故人を見送ることができるというのが、最も大きなメリットと言えます。また、最近の核家族化や高齢化に伴って増えてきたのが、家族葬と呼ばれる形式です。この場合、家族を中心として親族や、故人と親しかった方のみで小規模に執り行うことになります。
参列者が親しい方ばかりであるため、温かな雰囲気の中で最後のお別れをすることができるというメリットがあります。時間的な制約を少なくするために、近年では一日葬と呼ばれるものも増えてきています。一日葬は、その名称の通り、通夜を行わず葬儀から火葬までを一日で行うという形式です。
通常であれば二日間にまたがるものを一日で済ませるため、遺族の時間的、精神的な負担を軽くすると同時に、経済的な負担を軽減することができます。さらに、直葬と呼ばれる葬儀は、火葬のみを行うというもので、短いお別れをした後に火葬されます。
様々な儀式や飲食などが省略されているため、時間や費用の面での負担が少なくて済みます。