2021年04月09日
近年日本では葬儀の規模が小さくなっている傾向にあり、最も金銭面の負担を軽減させようと考えるのであれば直葬を選ぶのではないでしょうか。しかし直葬となると心がこもっていないという印象を持っている人が多く、なかなか直葬には踏み切れない人が多いです。
しかし故人の遺言で葬儀は不要と伝えられていれば、後ろめたい気持ちを感じる必要もなくなります。だからこそ葬儀が不必要と感じている人は、早い段階で伝えておくようにするべきです。もちろん遺族は納得していても親戚が納得しなかったり、周囲の人から批判されてしまう可能性もあります。
生前の元気な間に周囲の人にも、葬儀は不要に感じていることを伝えておくことが大切であり、いざという時に遺族の頭を悩ませる必要が軽減するというメリットがあります。必要最小限の料金となるのはもちろんのこと、葬儀に必要となる準備の手間や期間も大幅に軽減させることにつながります。
しかし親戚やお寺からの理解を得ることができないのであれば、遺言があったとしても避けるべきケースもあることは頭に置いておきましょう。今後は更に需要が高まっていくことは確かですが、事前にしっかり内容を理解した上で選ぶことが大切です。