2021年06月04日
現代社会は葬儀に参列する機会も少なくなり、実際に取り仕切る立場になった時に準備をしていて知らないことが多いのではないでしょうか。選ぶのに困ったというケースが多いのが祭壇で、基本的に亡くなってから葬儀を行うまでに決める必要があります。
ですが種類が豊富な上に、故人の意向、宗教との兼ね合いがあるので選ぶのが難しいと言えます。だから選び方と費用の目安を知っておけば、少しはスムーズに選ぶことが可能です。ちなみに祭壇とは亡くなった人の為のお供え物を置く台を意味します。
葬儀の際に設置するモノの他にも常設のモノが寺院にあり、こちらは御本尊を安置する壇として、家庭に置く仏壇です。まず仏教の場合は白木のモノを使用するのが一般的で、シンプルながら厳粛な雰囲気があるのが特徴です。
実は神道の場合も仏教と同じく白木のモノを使用しますが、装飾品が違います。一例を挙げると鏡、剣、勾玉といった三種の神器が飾られるのが特徴です。あとキリスト教の場合は常設のモノを使用するので、遺族が用意する必要はありません。
それから一般的な葬儀だと祭壇の費用は30万円から80万円程かかります。どのタイプでもさほど違いはなく20万円から30万円程で、それに人件費と生花料やデザイン料を含んだ金額です。