2021年07月21日
近年日本では規模の小さな葬儀を選ぶ人が増えており、その中でも最も小規模となるのが直葬です。あらゆるメリットがありますが、まず頭に浮かぶのは金銭面の負担の軽減ではないでしょうか。しかしそれだけではなく、葬儀の手続きを簡単に済ませられるという点も大きな魅力の一つとなっています。
通常の葬儀の場合には日程や会場、葬儀の流れを決めたり弔問客の受付方法や会食時のメニュー、式で流す曲を始めあらゆることを決めなくてはなりません。身近な人をなくした深い悲しみの中で、様々なことを決めていくのは簡単なことではないのではないでしょうか。
直葬なら火葬式のみのシンプルな内容になるので、手続きが簡素で手間が可から考えることが少ないというメリットがあります。葬儀時間が短いので体力的な負担も軽減させることができ、参列者の負担も最低限になるのも特徴です。
ごく身近な数人のみで執り行うことになるので、弔問客の対応に追われることがなく精神的な負担が少ないのも魅力ではないでしょうか。もちろん中には直葬に対して理解を示さない人もおり、後々トラブルになってしまうケースもあるので、事前に親戚などからは了承を得ておくことも大切になってきます。