2017年07月12日
昨今、お葬式を家から出すところは非常に少なくなっており、何もかも準備してくれている会館で執り行う人が増えています。もし会館でお葬式ということであれば、親族用に控室が用意されることから、親族であれば仕事帰りに喪服を持ってはせ参じても、控室で着替えることができます。
あらかじめ、控室がどになるかを聞いておくといいでしょう。親族ではなく、会葬のために参列するという場合でも、会館であれば広めのトイレを整えていますので、車いすが入れる多目的トイレを利用することができます。
喪服を着る前に来ていた洋服を入れたために大きな荷物ができた場合には、会館のスタッフに相談すれば、貴重品でなければ預かってくれるところも多くなっています。どうしても葬儀会場で着替えないと参列できないという場合には、こちらも事前に問い合わせておくのがおススメです。
親族の控室を使うわけにはいきませんが、事前に問い合わせをすることによって、もしかすると場所を提供してくれるかもしれないからです。人生にはやり直しがきかないことは多いものの、お葬式もその中に含まれます。大切な家族を失った遺族の前で故人の霊に首を垂れるのであれば、きちんとした格好で行くのが礼儀でしょう。
そのためにはやはり喪服を着用することが大事ですので、着替えの場所や荷物の保管などをしてもらえるかどうかを確認しておくことは、社会人としてお葬式に参列するにあたって必要なエチケットだといえます。