2017年07月28日
葬儀にはマナーがあるというのは言うまでもないことですが、その儀式が行われることになった場合に備えて知っておくのが賢明だと思われます。焼香の手順におけるマナーも然りであり、どのようなことを行うのが適しているのかに関して述べていきます。
まず順番ですが、一般的に亡くなった人との関係が深いとされる人から行うことになっていて、喪主が最初です。喪主の場合は席から立ち、初めに僧侶に対して一礼をして、次は弔問客に向けて一礼をするようにします。ただし、来賓が存在している場合は僧侶の次にその人たちに一礼をすることが重要です。
焼香台へ行って遺影に一礼した後にお香をたいて拝み、その位置から一歩下がります。遺影に対してまた一礼をして、初めに行ったように僧侶、弔問客の順番でそれぞれ一礼をしますが、来賓がいれば僧侶の次に行います。遺族が行う場合においては、喪主の場合とあまり変わらないと言われています。
ちなみに、その親族の出番になったら、親族は遺族に対して一礼を行うのが普通だとされます。弔問客は周りの参加者に会釈をした上で席から立ちあがり、焼香台まで行ったら僧侶や遺族に一礼をして、遺影にも一礼をするようにします。
お香をたいて、その位置から一歩下がり、遺影にまた一礼するというのは喪主の場合と変わりません。それから再び僧侶や遺族に対して一礼を行うというのが弔問客の場合のプロセスです。これらの手順を覚えていれば、実際に葬儀が行われた場合に困る可能性は低くなると思われます。