2017年10月19日
仏教では亡くなった際に戒名をつけます。実際のところ、葬儀の前に必ずお寺などに頼んでつけてもらわなくてはいけません。ただ、戒名にはランクがあってつけてもらうにも金額に違いがあります。要するにその分、費用のうちに入るということです。
人によってはつけなくてもいいと言う人もいます。しかし、残された家族にとってはきちんと最後まで看取ってあげたいはずです。なので、高くても付けたいと思うはずです。ちなみに金額には決まりがありません。そのせいか、以前は法外な値段をふっかけるところもありました。
大抵の場合、菩提寺でつけてもらうことが多いです。しかし、最近では菩提寺が遠いという人も少なくないです。だけど、葬儀の時にどうしても必要なので近くのお寺でつけてもらうことも多くなりました。まず、費用が気になるのなら事前に相場などを確認しておくことです。
それにランクがあるので、その点も気をつけておきましょう。一般的に名前の後に男性なら、「信士」が付きます。女性なら「信女」になります。他にも「居士」や「大姉」というのがついている場合があります。ただ、その場合、30万から50万にもなります。
昔は「居士」や「大姉」というのは大名や士族しか付けられなかったモノになります。現在ではお金を積めば誰でもつけてもらえます。だけど、戒名はあくまでも遺族が故人に贈るたむけになります。気持ちがこもっているモノが一番重要だということです。